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シンプル・ライフ

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演目2

kabe

「どんつく」

hidari migi

 
 この作品は、舞踊でありコントのような作品です。
 旅の芸人の一座にいる道化師役の田舎者の「どんつく」と一座の親方との軽妙なやり取り。
 この出し物の中で、一座の芸人である部分を見せる為に親方役の役者さん自らが、玉を使った曲芸を披露する部分があります。
 歌舞伎役者さんが披露するのですから、本業には太刀打ちするまでには至りませんが。そこで上手く披露することが出来ると、客席はワッ沸く訳です。
 そういう部分もある為、この出し物で一番難しい役は主役のどんつくではなく、親方であろうと言われていたりもします。
 どんつくの、田舎物らしい野暮ったさを、ただ野暮ったいだけではないと思わせる力量を持たないと演じられないのも見せ所である訳です。  


「連獅子」

hidari migi

 
 一番強い子供だけを育てるため、獅子は我が子を千尋の谷へ突き落とし、子は這い上がり育っていく獅子の子育てを題材にした作品です。
 白い親獅子と赤い子獅子が、長い鬣を振り乱してグルグルと頭を回して踊る姿は、数ある舞踊の中でも、特に有名で知っている人も多いはず。親子競演が多いのもこの作品の特徴。
 連獅子に関しては、座席が重要なポイントで、それは何故なら後半の子獅子が踊りを披露する場面の多くは花道のセリより奥の方だから。
 どういう事かと言えば、花道が見渡せない一階席以外の人は、子獅子の踊りを見れない可能性が高い訳です。
 出来れば、ご贔屓の役者さんが演じる場合は良い席を確保されることをお勧めします。




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