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この作品は、舞踊でありコントのような作品です。
旅の芸人の一座にいる道化師役の田舎者の「どんつく」と一座の親方との軽妙なやり取り。
この出し物の中で、一座の芸人である部分を見せる為に親方役の役者さん自らが、玉を使った曲芸を披露する部分があります。
歌舞伎役者さんが披露するのですから、本業には太刀打ちするまでには至りませんが。そこで上手く披露することが出来ると、客席はワッ沸く訳です。
そういう部分もある為、この出し物で一番難しい役は主役のどんつくではなく、親方であろうと言われていたりもします。
どんつくの、田舎物らしい野暮ったさを、ただ野暮ったいだけではないと思わせる力量を持たないと演じられないのも見せ所である訳です。
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